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- 【社員インタビュー#4】美容部員から営業企画へ。ヴァンガードスミスで描くキャリアパス
どうも、ヴァンガードスミスの卜部です! 社員インタビュー第四弾、いってみましょう!今回は、記念すべき初の女性社員インタビュー。ご登場いただくのは、事業企画部のAさんです。
「お客様が笑顔になる瞬間が好き」と語る彼女の原点は、意外にも化粧品販売員。全くの異業種から、一人部署(企画部)での試行錯誤の日々を経て、現在はセールスの最前線とサービス開発の両方を担います。彼女を突き動かす原動力、そしてヴァンガードスミスで働く魅力とは。これまでの歩みと、仕事にかける想いを伺いました。

―ヴァンガードスミスに入社されるまでの経緯について教えてください。
もともとメイクが好きで、専門学校を卒業したのちに某化粧品ブランドに入社しました。最初の2年は百貨店の店舗で販売員をして、社内の選考とテストに受かって、最後の3年間は全国のポップアップイベントを回るアーティストのアシスタントを務めました。お客様にメイクをして喜んでいただく。その瞬間が本当に好きで、すごくやりがいのある仕事でした。
でも、仕事に慣れてくると「どうすればもっとこの商品が売れるんだろう?」と、数字や販売の仕組みといった裏側に強く惹かれている自分に気づいたんです。現場にいると、お客様から「この容器がポンプ式だったら…」「この限定色を定番にしてほしい」といった、サービスの改善に繋がる貴重な声を直接聞けるんです。でも所属していた組織が大きかったこともあり、そうした声をすぐに商品に反映させるのは難しいことでした。「もっとお客様の想いに応えたいのに」というジレンマが年々強くなって、いつしか商品を売る側ではなく、作る側に関わりたいと転職を考えるようになりました。
―転職活動はどのように進められたのですか?
最初は美容業界を中心に見ていたのですが、私が求めていたのは、お客様の声をスピーディーに形にできるような、意思決定の早い環境でした。それで「スタートアップ」という軸で企業を探し直してみたんです。
そんななか就活サイトで偶然見つけたのが、当時ヴァンガードスミスの子会社だった企業でした。正直、メインのクライアントである不動産業界関連のことは何も知らなかったのですが、Web面接で改めて会社のことやサービスのことを詳しく聞いて強く共感ができたんですよね。社会課題に対してこんなにも本気で向き合って、まだ存在しないサービスを自ら生み出していこうという強い想いが伝わってきたし、何よりも『こんなサービスを提供する企業があるんだ!』と衝撃を受けて「ここで働きたい」と直感で思えたんです。面接後に内定をもらい、すぐに入社を決めましたね。
―入社後、苦労した点はありましたか?
もちろんあります…。入社してから2年ほどは営業担当だったのですが、当時は会社も「近隣トラブル解決支援サービス」も今ほど世の中に知られていなかったし、近隣トラブルそのものも今ほど話題になっていなかったので、営業がしづらい状況でした。思いつく限りの方法を試そうと、アポなしで飛び込み営業をしたり、一社一社手紙を書いてDMを送ってみたり…。それでも、お客様からは「元警察官が近隣トラブルを解決できるの?」「こんな大変な仕事を社外の人間ができるわけがない」と厳しい言葉をいただくことも少なくありませんでした。成果が出ない中で、「本当にこのやり方で合っているのかな」と悩み、上司の前で泣いてしまったこともあります。
―その困難は、どう乗り越えてきたのですか?
不思議なことに「どうすれば売れるか」を考え続けること自体は私にとって苦ではなかったんです。試行錯誤の末に、手書きで出した手紙にお客様が反応してくださった時は、「やってよかった!」と心から思えました。その、課題を一つひとつクリアしていく感覚が、当時も今も私にとってのやりがいです。
前職の美容部員時代に、お客様へお礼のサンキューレターを書いていた経験もあって、ご契約いただいた企業様へお礼状をお送りするなど、自分なりに工夫していました。そうやって、お客様のためにもっと何かできないかと提案を続けていく中で、今の企画部が立ち上がりました。
美容部員時代の経験を活かし、取材時の田中社長のメイクも担当
―営業企画の仕事の醍醐味とは何ですか?
業務内容は、本当に多岐にわたります。例えば、既存サービスの販売範囲を広げるためにメイン顧客である不動産関連会社に限らず、電気、ガス等のライフライン系の業界やクレジットカード会社など、他の業界でもっとサービスを拡充していけないかリサーチし、実際に商談につなげていくなどしています。あとは新しいサービス構築をすることも仕事の一つで、カスハラ対策サービスの「Pサポ+for Business」や2025年6月からリリースした店舗防犯サービスなど、新たなサービスの構築も行っています。
決まったやり方や明確な正解がない仕事ですが、会社の未来を作っていく、とても重要な部署だと思っています。もちろん、今でも悩むことはありますが、この「正解がないこと」こそが営業企画の醍醐味だと感じています。
―ヴァンガードスミスで働く一番の面白さは何ですか?
「この会社に、できないことはないんじゃないか」と思わせてくれるところです。誰も知らない無名の状態から、多くの方に「知ってるよ」と言ってもらえるようになるまでの過程を間近で見てきました。「警察官に対応できるのか」と言われていたところから、「警察官だから対応できる」と信頼してもらえるようになる。その変化を見ていると、ここにいれば何でもできるんじゃないか、無限の可能性があるんじゃないかって思えるんです。
前職は、すでにあるものをどう売るかという仕事でしたが、ヴァンガードスミスでは「0から1」を生み出すこと、つまり世の中にまだないサービスや仕組み、価値そのものを自ら考えて形にすることができます。新しいサービス、新しい営業方法、新しい社内の仕組みまで、年次や役職に関係なく「こうした方がもっと良くなるのでは?」というアイデアを自ら提案し、実行できる。それが、私が感じるヴァンガードスミスで働くことの一番の面白さであり、転職して本当に良かったと思える理由です。
―最後に、ヴァンガードスミスへの応募を考えている方へメッセージをお願いします。
ヴァンガードスミスは、とにかく前向きな人が多い会社だと思います。『できない』と決めつけずに、どうすればできるかを考えて前向きに行動できる人にとっては、本当にやりがいを感じられる場所です。私は『これをやりたい』と提案した時に、『やめなさい』と言われたことが一度もありません。その分、自分で考えなくてはいけない場面は多いですが、それが面白いと思える方には、最高の環境だと思います。
私のように、全くの異業種からでも心配は要りません。大切なのは、0から1を生み出したいという気持ちだと私は思います。
この記事を読んで少しでも心が動いたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。一緒に働く仲間を募集しています!
