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2023年9月14日作成

 

2023年8月24日に弊社HPのプレスリリースにて掲載いたしました、『近隣トラブル、子どもの生活音への不快感が圧倒』の内容を、弊社のブログにてもご紹介させていただきます。

【調査概要】

・調査期間:2023年7月24日(月)~~2023年7月26日(水)

・調査機関(調査主体):(株)ネオマーケティング

・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査

・調査対象:一都二府六県(東京・大阪・京都・神奈川・埼玉・千葉・兵庫・広島・福岡) 20~69歳の男女500名

 

2023年2月に行った調査をまとめた記事はコチラ

 

近隣に住む子どもに関するトラブルは"声・音関連"が主

 近隣の子どもの行動に対して不快に思ったこと、そして自身の子どもの行動で不快に思われ指摘されたことがあるもののアンケート調査を行いました。

 近隣の子どもの行動で不快に思ったもののうち、15%以上の割合を占めたものが「足音」が21.2%、「話し声」18.2%、「親が叱る声」17.8%、「泣き声」17.0%、「喧嘩等の声」15.8%と全体的に均等な結果となりました。先日リリースした『経験したことがある近隣トラブル』の調査結果(※1)でもわかったように、“子ども” “大人”に関わらず、近隣トラブルの中で多数を占めるのは「生活音/騒音」にあたる、声や音に関連するトラブルであることがわかりました。

 また、間接的な声や音の騒音トラブルについては、「外遊び関連(ボール等)/20.2%」や「たむろしている/15.6%」、「いたずら/14.3%」と一定数が経験していることがわかりました。


 自身の子どもの行動として、不快に思われて指摘されたことがあるものに「足音」7.8%、「話し声」7.2%などの声や音に関連するトラブルをおさえ、「外遊び関連(ボール等)」が8.6%という結果になりました。また、不快に思ったことがあるものに対して、指摘されたことがあるものの数値が低いということも明らかになりました。「直接的に言うとこじれそうなので言いづらかった」「逆恨みが怖い」との意見から、不快に思ってはいても相手へ伝えることの難しさや、「どこに相談すればいいのかわからなかった」などの意見もありました。“改善したい”と思っていても対処方法や、相談先がわからずじまいのままにしている可能性を示唆する結果が出ました。

(※1)2023年8月弊社調査リリースをまとめたブログ記事はコチラ

 

子どもによる近隣トラブル 実際に行動・対処したものは「第三者へ相談」

 実際に近隣トラブルの解決につなげるために行動したことは何か、またその行動が解決につながったのかについても調査を行いました。

 近隣の子どもの行動が不快と思ったことがあると答えた人がとった行動で、「管理会社への相談/25.8%」、「警察への連絡/12.3%」、「学校への連絡/7.1%」と全体の45.2%が第三者へ相談をしていますが、それに対し、解決率は「管理会社への相談/12.9%」、「警察への連絡/8.1%」、「学校への連絡/3.9%」と約半分ほどしか解決に至っていないという結果になりました。

 なかでも、「住民同士で話し合ってくれと言われた」「管理会社は直接指導することを避けていたためなかなか止むことがなかった」「相談する相手が加害者寄りで、中立の立場の人間がいなかった」「相手が明らかに悪くても、内容によっては法的処置をとれない場合が多い」「長年住んでいる人の方を優先させた」、などのコメントもみられ、相談をしても具体的な解決に至らないケースもあることがわかりました。

 「自身の子どもの行動が不快と思われ指摘されたことがある」と答えた人が指摘される前に行っていた対策で、「子どもへの注意/しつけ」28.0%、「防音対策」26.2%と既に予防策を講じている人も多いが、「足音」など指摘された数値が不快に思われている数値より高いことから、予防策を講じていてもトラブルへと発展している様子がうかがえた。

 

近隣トラブルは“感情のトラブル”である

 近隣トラブル解決支援サービスを行う弊社は、約20,000件の相談を取り扱ってきた実績から近隣トラブルは「感情によるトラブル」であると捉えている。

 例えば、子どもの出す音を「うるさい」と感じるか「元気だ」と感じるかの価値観の違いや、親は子どもを注意しているのか、音をわざと出しているのではないかなど、相手への不信感・嫌悪感からもトラブルが起きていきます。このような感情トラブルは法的な対応がしづらく、当事者同士での話し合いは感情が高まっていき、事件化などトラブルがエスカレートしてしまう可能性もあります。そのため適切な中立な立場の第三者を間に入れ、お互いの譲歩・妥協点を見つけ解決へ向かう必要があります。

 

近隣トラブル解決支援サービスとは

 元警察官が相談員として、「騒音」「迷惑行為」「近隣トラブル」「つきまとい行為」「SNSによる誹謗中傷」など、「事件未満(事件化前)のトラブル」を解決支援するサービスです。

元警察官時代に培われた専門的な知識と豊富な現場経験、鍛え上げられたストレス耐性で、迅速かつ的確に対応します。

トラブルの芽を摘むため、「気になる」の段階から何度でも相談ができる少額のサブスク式を取り入れており、成功報酬や追加請求はかかりません。

 現在、住まいに直結する不動産業界向けは「mamorocca」、その他業界向けに「Pサポ」としてトラブル解決支援サービスを展開しております。

 

■株式会社ヴァンガードスミス

【事業内容】トラブル解決支援事業

【HP】https://v-smith.co.jp/

【提供サービス】近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」「mamorocca(マモロッカ)」