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ブランドイメージの刷新と既存販路の深掘

市場規模がピーク時より半減

 

地元で有名な老舗水産加工会社。
水産加工製造業の市場規模は 1970 年代 をピークに衰退一度を辿り、現在では半分以下。

とりわけ、東日本大震災にて東北沿岸部を中心として甚大な被害を受け、水産加工食品全般を取り巻く環境は厳しい状況となっている。
本件クライアントも震災の影響を受け売上が半減、現在70%まで回復しているものの、新規顧客の開拓、新規事業含め、今後の中長期的な戦略展開について不安を持たれていた。

 

売上の向上というオーダーに対し、出てきた答えは・・・

 

「売上を上げる」というオーダーに対し、ミーティングを重ね、下記の通り解決策を紐解いていった。

  1. 売上を上げる
  2. 出荷量を増やす
  3. 既存取引先への出荷量を増やすことが一番の近道
  4. 既存顧客へ営業の提案をする「きっかけ」が必要
  5. 新商品、または、会社のPR(一方で、顧客の一番の購買動機はパッケージ)

 

単価の低い商品のため、顧客が気軽に購入できる商品。身近な商品として親しんでもらうことが商品・企業のPRになるのではないか?と仮説を立て、ユーザーアンケートを実施、

結果として、

「新しい商品プロモーションに対する取り組みを実施。」

とプロジェクトの方向がまとまった。

全国のデザイナー1,000人を巻き込んだ新しい商品PR

 

全国1,000名のフリーランスのデザイナーを巻き込んだ、商品パッケージのコンペを実施、グランプリ作品を新パッケージとして採用し、本件取り組みを当社独自のネットワークにより紙媒体にてローコスト(一般的な純広告の10分の1)で掲載することに成功。老舗企業のブランドイメージが刷新され、組織として既存販路への深耕営業の取り組みが強化された。