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動画配信サービスやゲーム、音楽など、ネット上で様々なコンテンツを楽しめるようになった昨今。

その一方で、この時代だからこそ増えている近隣トラブルがあることをご存知でしょうか。

 

前回は2023年に多かった近隣トラブルの種別をもとに、事例をご紹介しました。

 

毎年多くの騒音トラブルが起きていることには変わりませんが、トラブルの内容を細かく見ていくと時代によって少しずつ変化があることに気づきます。

 

では、どのような事例があるのか。

 

今回は、デジタル時代だからこそ、増えてきている事例をご紹介します。

 

この記事が、近隣トラブルのない快適な生活につながれば幸いです。

 

【目次】

①時代の変化によって騒音トラブルの内容が変化している

②直接被害はないがこんなトラブルも!?

③近隣トラブルに困ったときは第三者を入れることが穏便な解決への近道

 

時代の変化によって騒音トラブルの内容が変化している 

騒音トラブルの内容に細かく注目すると、時代の変化を感じることができます。

ここからは、デジタル時代だからこそ発生している近隣トラブルの事例をご紹介します。

 

【動画・ネット配信視聴関連の事例】上階からの音が響き、部屋が揺れている感覚がある

【内容】

家にいると、1日中、ズンズンと響くような音が聞こえてきて、部屋が振動している感覚もあり気分が悪い。上階の人が音楽を大音量でかけているかもしれないので確認してほしいとの相談。

【ヒアリング結果】

該当の入居者に確認すると、1日中動画配信サービスで映画を鑑賞しており、スピーカーで音を出しているため、その音が響いてしまっているかもしれないとのこと。

 

動画・ネット配信が普及し、映画館に行ったり、DVDをレンタルしに行ったりせずとも、手軽に映画やドラマを鑑賞できるようになりました。

加えてスピーカーの性能も進化しており、家でも動画や映画を視聴する環境が整っている時代ですが、自分の鑑賞環境だけを優先してしまうと、騒音トラブルに発展する恐れがあります。

音漏れの可能性がある場合はイヤホンやヘッドホンを使用するなど、自分にとっても近隣にとっても快適に動画・ネット配信を楽しめる環境にしましょう。

 

【ゲーム関連の事例】隣の部屋から暴れている音や暴言が聞こえてくる

【内容】

隣の部屋から昼夜問わず暴れているような音が聞こえてきたり「うっせー!死ね!クソ野郎!」など暴言を吐いているような声が聞こえてきて困る、との相談。

【ヒアリング結果】

該当の入居者に確認したところ、普段から友人と通話をしながらオンラインゲームをしていて、その際に興奮してつい大きな声を出してしまっている自覚があるとのこと。

 

オンラインゲームをしている方であれば、興奮してついつい声を発してしまう気持ちも理解できるかもしれません。ただ、普段ゲームをしない近隣の住民が暴言に聞こえる言葉を聞いて「ゲームをしているのだろう」と想像できる人は少ないはず。中には暴言が「自分に向けられているのかも」と不安に感じる人もいるかもしれません。ゲームで白熱しても、発する内容や声のボリュームにも配慮が必要です。

 

【ライブ配信関連の事例】下の階から飛び跳ねる音や歌声が聞こえてくる

【内容】

下の階から突然飛び跳ねるような音がしたり、歌声が聞こえてくるようなことがある。

だいたい聞こえてくるのが夜中なので、迷惑しているとの相談。

【ヒアリング結果】

該当の入居者に確認をしたところ、夜中にライブ配信をして歌を歌っていた。

視聴者のリクエストによって大きな動きをすることもあるため、その音が響いていたのかもしれないとのこと。

 

近年、ライブ配信などの動画を視聴する人が増えていると同時に、そういった動画を配信することを職業にする人も増えてきています。

しかし、そういう時代だからといってもまわりに配慮しなければなりません。

配慮を怠ってはただの騒音になってしまうので、ライブ配信などを行う場合にも騒音にならないように注意しましょう。

 

 

直接被害はないがこんなトラブルも!?

ここまでは騒音など、直接被害がある近隣トラブルについて紹介しました。

しかし、直接被害がなくとも、周囲の住人とのトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

ここでは、少し変わった直接被害のないトラブルについて紹介します。

 

【内容】

Wi-Fiを使用してネット接続をしようとしたところ、ネットワーク一覧に「●●(相談者の名前)を懲らしめる」という名称があり、名称上で脅迫されるかたちとなった。

少し前に近隣住民と騒音トラブルで揉めたことがあり、その住民の可能性があるため確かめてほしいとの相談。

【ヒアリング結果】

該当の入居者に確認したところ、ネットワークの名称を操作したのはたしかで、以前の騒音トラブルによる恨みでやってしまったとのこと。

 

この事例のように、間接的に不満や恨みをぶつける傾向が増えていることも、コミュニケーションの希薄化が進んでいる現代ならではのトラブルです。

恨みや不安があったとしても、このような仕返しはしないように注意しましょう。

 

 

近隣トラブルに困ったときは第三者を入れることが穏便な解決への近道

今回は、デジタル時代だからこそ増えてきている事例を紹介しました。

 

時代によってトラブルの内容は変わるものの、近隣に迷惑をかけてはならないことはいつの時代も同じです。

 

近隣トラブルにならないように注意し、楽しく過ごしましょう。

 

2月は新生活に向けて物件を探したり決めたりする人も多い時期です。

次回は新生活をはじめる前に知っておきたい近隣トラブルを避けられる(仮)物件選びの注意点をご紹介します。

 

また、近隣トラブルを起こさないようにすれば良いだけでなく、自分が近隣トラブルに巻き込まれないように対策をすることも大切です。

 

「上の階の住人の足音や声が気になる」

「隣の部屋からの音が響いていて困る」

 

そんな近隣トラブルに巻き込まれないために、自身での直接対応は避け、近隣トラブル解決支援サービスを活用するなど、第三者を入れるようにしましょう。

 

■株式会社ヴァンガードスミス 

【事業内容】トラブル解決支援事業 

【HP】https://v-smith.co.jp/ 

【提供サービス】近隣トラブル解決支援サービス 

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