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2023年9月5日作成

 

2023年8月3日に弊社HPのプレスリリースにて掲載いたしました『夏休み期間に不快に思ったトラブル』の内容を深掘りした内容となっています。

 

【調査概要】

・調査期間:2023年7月24日(月)~2023年7月26日(水)

・調査機関(調査主体):(株)ネオマーケティング

・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査

・調査対象:一都二府六県(東京・大阪・京都・神奈川・埼玉・千葉・兵庫・広島・福岡)20~69歳の男女500名

 

騒音と生活音が圧倒的な票を集めて1位に

2023年2月に行った一都三県を対象とした調査では、半数以上の61%が「騒音/生活音」と圧倒的な票を集めました。一都二府六県と全国的に調査範囲を広げた今回も、「騒音/生活音」が1位(62.4%)と変わらず近隣トラブルの中で圧倒的に多い結果となりました。

 

2023年2月に行った調査をまとめた記事はコチラ

 

夏の騒音”と生活音に繋がるのは「大人数での集まり」

「夏に起こる近隣トラブル」に絞った調査結果で、わかったこと。

それは「大人数での集まり」によるトラブルが多いということでした。夏休み中に不快な行動が「あった」と回答した人の内、隣人に対し不快と感じた人が38%、自身の行動を不快と思われ指摘された人が34%という結果が出ました。

夏休み(主にお盆期間)に帰省し、親戚との集まりや久しぶりに顔を合わせる友人との再会等で騒ぎすぎてしまう人が多いことが推察できます。

 

 

実際に当社の近隣トラブル相談窓口に問い合わせがあった事例

【事例1】複数人で集まっている、騒ぎ声がうるさい

【ヒアリング結果】お盆休みに入り、親戚が集まっていたため騒いでしまったとのこと

【見 解】夏休みは親戚や複数の友人と集まる機会が増えるため、比例して騒音に関する相談件数も増える。

 

【事例2】日中から夜間にかけて室内を走り回るような音が響く

【ヒアリング結果】夏休み期間に入った子供が家で過ごす時間が増え、室内遊びの時間が増えていたことが判明

【見 解】長期休暇に入ったお子様は開放感からか普段よりも元気いっぱいに遊んだり、遊びの時間が長くなったりする傾向があります。保護者側も防音対策に加えてお子様へしっかりと注意喚起をし、周囲へ配慮することも必要です。その一方、幼い子供の行動を制御することは難しいため、幼い子供が原因で発生する騒音/生活音には周囲からの理解も同時に必要になります。

 

【事例3】上階のベランダから水が垂れてくる

【ヒアリング結果】ベランダでプール遊びをしていたことが判明

【見 解】物件によってベランダ等の使用ルールが異なります。そのため事前に規約やルールを確認する必要があります。しかし、規約内の使用方法であっても周囲に迷惑が掛からないように配慮することが大切です。使用ルールに関して不明瞭だと感じる項目がある場合は、管理会社に確認しておけばトラブルに見舞われる可能性を下げることにも繋がります。

 

弊社ブログにて掲載した、”夏の近隣トラブル”が事件にまで発展した記事はコチラ

 

近隣トラブルを未然に防ぐためのポイントは?

近隣トラブルは自分が他人を悩ませていると自覚がない相手に対して壁を叩く等の行動をしても、何に対する意思表示なのかが伝わらず、逆に自分が騒音の元として認定されてしまう恐れがあります。そのため住人同士での話し合いは近隣トラブルの悪化や、深刻な事件に発展させてしまう可能性もあります。事件への発展を防ぐために、近隣トラブルを悪化させない重要なポイントを紹介します。

 

‟早く”相談する

事故や事件が起きてからでは手遅れになる場合があるため、不安・困った・気になる等のトラブル未満の段階で早期に相談すれば解決の幅をより広げることができます

 

自分も迷惑をかけているかも…という想像と周囲へ理解を示す

在宅で仕事をしている人、保育園に預けることが出来ないために家で子供を保育している人、早朝勤務している人、夜勤で働いている人等、生活スタイルは十人十色です。自身の要求だけでなく、相手の都合等も理解した上で、双方の”妥協点”を見つけることが大切です。

 

当事者同士でのやり取りは問題を悪化させる可能性も

当事者同士で直接話し合っても感情が高まっている場合が多く、「騒音がいつもする!」「いや、出してないよ!」等と押し問答になってしまうこともあるため直接のやり取りはトラブルを悪化させる一因にもなり得ます。また自分では「自分=被害者、相手=加害者」だと思っていても、実際には元々の原因が自分にあったという互いに加害者のような関係であることも珍しくないため、第三者を介入させて広い視野で物事を冷静に判断することが、より解決への近道になります。

 

 

近隣トラブル解決支援サービスとは?

元警察官が相談員として、騒音・迷惑行為・つきまとい行為・SNSによる誹謗中傷等の「事件未満(事件化前)のトラブル」を解決支援するサービスです。

警察官時代に培われた専門的な知識と豊富な現場経験、鍛え上げられたストレス耐性で、迅速かつ的確に対応します。

トラブルの芽を摘むため、「気になる」の段階から何度でも相談ができる少額のサブスク式を取り入れており、成功報酬や追加請求はかかりません。

現在、住まいに直結する不動産業界向けは「mamorocca」、その他業界向けに「Pサポ」としてトラブル解決支援サービスを展開しております。

 

 

■株式会社ヴァンガードスミス

【事業内容】トラブル解決支援事業

【HP】https://v-smith.co.jp/

【提供サービス】近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」「mamorocca(マモロッカ)」